銃犯罪で逮捕されたうち90%近くが釈放されているニューヨーク
ニューヨークで今年銃に関連する犯罪で逮捕された人たちのうち九割近くが釈放されてしまっているらしい。
NYC has freed thousands of gun suspects this year as shootings soar: NYPD
他國のことながら心配になる。流石に酷くないだろうか。
今年の一月一日から十一月三十日までの間に銃関連の犯罪で逮捕された3793人のうち、88%の3345人は釈放されているとのこと。きちんと保釈金を支払って釈放されている人もいるが、多くの釈放の理由は、今年一月に施行された釈放規定の緩和と武漢ウイルス感染の心配によるようだ。いくら収容中のウイルス感染が心配だからと言って、銃犯罪で逮捕された人たちをそう簡単に再び野に放って良いのだろうか。一般市民は、ウイルス感染よりも銃犯罪で逮捕された人たちの方が怖いのではないだろうか。
実際、銃犯罪で逮捕されたうちの247人はその最初の逮捕から60日以内に再び逮捕されている。そしてそのうち32人しか現在収容されていない。
昔住んでいた身としては、いま近所に住んでいたら…と想像するだけで身の毛がよだつ。こんな中で警察予算を削減なんてしたらどうなるのか。恐ろしい話だ。