尖閣諸島の防衛、「慰安婦」像、政治家の覚悟が感じられない

 こんな話題には触れたくもないのだが、今朝の朝刊で以下の二つの記事を目にしてしまった。

環境省が尖閣諸島の生態調査に着手へ

ベルリン慰安婦像一転容認「今後の動きを見守りたい」と加藤官房長官

 溜息が出るのは私だけだろうか。

 尖閣諸島に生息する動植物の生態調査、これはまずは第一歩としては良いが、実地調査がないのはいかにも物足りない。尖閣諸島に簡易なものでも良いから観測所や倉庫などを建てるべきだ。近年のチャイナの動きからは覚悟を感じる。本気で尖閣諸島を奪うつもりである。対して我が國はどうか。國会議員から覚悟を感じない。いくら尖閣諸島が我が國固有の領土であることは疑いないとしても、このままでは何が起きてもおかしくない。こちらに理があっても、奪われてしまえばそれまでだ。なかなか取り返せないのは北方領土を見ていれば火を見るよりも明らかだ。

 そして所謂「慰安婦」像。

「今後の動きを見守っていきたい」「国際社会から正当な評価を受けるよう努力を重ねていきたい」

 あまりに悠長過ぎないだろうか。それを今まで散々続けてきて、その結果が今なのではないか。こちらも國会議員の覚悟を感じない。

 あまりに情けなく、朝から眩暈がした。覚悟なき者は國会を去れ。國民の代表たる資格はない。

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