サフィール踊り子_プレミアムグリーン_令和二年九月中旬

　九月の中旬にサフィール踊り子に乗り伊豆稲取へ行ってきた。今年三月から運行を開始したサフィール踊り子についていくつか写真を交えながら書き残しておきたい。

　今回の旅程は東京駅を出発し伊豆稲取駅へ向かい、そこで一泊して翌日帰ってくるというもの。往路はプレミアムグリーン車両、復路はグリーン車両を利用した。予約をしたときはまだまだ空席があったが、当日乗ってみたらほぼ席は埋まっていたように思う。

　午前11時東京駅発のサフィール踊り子1号。気分が高まる。

　車体にSaphir ODORIKOの文字。かっこいい。

　先頭車両にもSaphir ODORIKOの文字。青色の流れるような車体が美しい。停車しているのに躍動感がある。

　前から見るとこのような感じ。平らな顔から滑らかに後ろへ流れていく様がまたグッとくる。

　車内、プレミアムグリーンの車両はこのような感じ（他の乗客が分からないようにぼかしで処理）。先頭車両で、右側は通路、左側に二列の席。風景を楽しめるように窓は大きく作られており、採光は抜群。この日は生憎曇りであったが、それでもこの明るさ。

　天井にも窓が付いており、空を楽しむことができる。この工夫は嬉しい。当然これらの窓も採光に一役も二役も買っている。

　座席はこのような感じ。物凄くゆったりと寛げる。（写真はないが）途中まで回転させることもできるので、斜めに向かい合うような形にできたり、窓の方に身体を向けたりすることもできる。一点だけ個人的に残念だったことは、枕が動かないこと。まあこのくらい別にいいか。

　足元はこのように前の席の下部が掘ってあり、足を伸ばせるようになっている。

　リクライニング等はこちらのパネルで操作。読書灯もあり。

　ちなみに、六人用個室はこのような感じ。偶々誰もいなかったので撮影。

　

　四人用個室はこのような感じ。こちらも偶々誰もおらず撮影。

　東京クラフトで乾杯、東京に暫しの別れを告げる。

　しおかつおうどんスナック、予想よりもしっかりとしおかつおうどんで美味しかった。

　車内販売でこちら、反射炉ビヤの早雲アメリカンペールエールあり。美味しい。知らなかったが、検索してみるとウェブサイトにたどり着き、反射炉ビヤにも色々種類があるらしい。どれもラベルがかわいい。他のものも試してみたい。

　これらは熱海駅を過ぎないと車内販売していないらしい。どうやら熱海駅で停車中に車内に運び込むようだ。なので熱海駅で下車してしまうとありつけない。

　伊豆に近付くにつれて車窓からも海が見えるように。曇り空ではあったが、それでも空と海は美しい。本当に不思議なことだが、自然と爽やかな気分になる。と同時に、胸が締め付けられる感覚も覚える。

　そうこうしているうちに、目的駅、伊豆稲取駅へ到着。下車してからのことは、また別の記事で。