「女系」天皇は巧妙な工作
今週は頭から河野太郎防衛相の発言が話題になった。触れずにはいられないので触れておきたい。
https://www.sankei.com/politics/news/200825/plt2008250024-n1.html
河野防衛相は、男系による皇位継承が一番望ましいと断った上で、現状では次の世代として悠仁親王殿下しかおられないことに危機感を示し、安定的な皇位継承のために女系天皇も検討するべきといった趣旨で発言されたそうだ。
しかし、男系による皇位継承が望ましいと前置きすれば良いというものではない。そもそも、皇統はこれまで男系でしか継がれておらず、この先もそうである。女系の選択肢は存在しない。その中で、「女系」天皇というありもしない言葉を作り出し、あたかもそのような選択肢が存在するかのように国民を誤解させるのが、国家転覆を目論む勢力の巧妙な工作なのだということに国民は気付かなければならない。ましてや、大臣ともなればその点に自覚的になっていただかなければ困る。
兎にも角にも、日本國の総理大臣を目指すと仰る方がそのようなありもしない「女系」天皇を選択肢に入れるようでは、先行きが暗すぎて眩暈がする。
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