政府には覚悟を持って意味のある政策をお願いしたい

 菅総理は飲食店を名指ししていたが、本当にそこだけかと疑問を抱いていたところ、尾身会長が「飲食店は重要だが、そこだけでは感染を沈静化することはできない」と仰った。こちらの方が正確な認識である気がする。どこかを悪者にしたいのは分かるが、飲食店だけ悪者にしても問題は解決しない。悪いのは飲食店ではなく、感染予防を意識しながら飲食店を利用すれば良いだけ。問題のすり替えに國民は気付いていると思う。

 現状ではPCR新規陽性者の半数以上が飲食店クラスターではなく経路不明ではないだろうか。政府はまずやるべきことをやるべきだ。外國人の渡航禁止、指定感染症の問題、等。色々な圧力に挟まれて正しい政策を進められないのは想像がつくが、ここは覚悟を持って意味のある政策をお願いしたい。

 しかし今回の緊急事態宣言本格検討に至るまでの小池都知事の動き方の絶妙さ。保身にかけては天下一品だと改めて感じた。どちらに転んでも小池都知事は批判をかわすことができ、怪我をしないで済む。恐ろしい。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です